現場たたき上げ技術者の機械工学 [MECHANICAL ENGINEERING]

旋盤加工。丸物加工の基本、用途に合わせ機械を選ぼう!

旋盤は機械加工の中で最も使用される工作機械です。工作物が回転しバイト(刃物)を当てて加工を行うため、加工後の形状は丸くなります。そして工作物を回して加工することを旋削加工といいます。

旋盤には旋削の他に下図のような加工などができます。

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一言に丸形状と言っても色々な加工が有りますね。

 

丸物加工と言ってはいますが、工夫次第では四角いものなどをチャッキングしてOリング溝などを加工することができます。(加工形状はやはり丸くなってしまいますが・・・)

 

主に旋盤で加工する部品には、シャフトやブッシュなどがメインになりますね。

シャフトなんかだと長くなったり細くなったりすると加工が困難になってくるので場合によっては他の加工方法を考えなければなりません。
フランジなどのシート面の場合に「レース目(旋盤の加工筋)にして欲しい」なんと事も有ります。設計する場合には「本当に加工できるのか?この精度は必要か?」考える事も重要ですよ!

 

旋盤の用途も加工内容や数量、大きさに合わせて機械の種類を選ばなければなりません。大きい旋盤でM3のボルトなんて加工してたら機械がもったいないですからね

 

旋盤の種類には以下の機械があり次回以降説明して行きたいと思います。

普通旋盤
タレット旋盤
卓上旋盤(ベンチレース)
倣い旋盤
正面旋盤
立旋盤(ターニング)
カム旋盤(バーワークマシン)
・ NC旋盤

 


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