弊社における機械加工を中心としたものづくりの特徴や得意分野をご紹介します。
寸法精度、幾何公差といってもたくさんの種類があります。
直角度・平行度・同軸度などなどありますが、一般的に工作機械の精度以上のものは加工できません。
当社では工作機械以上の精度を可能にするために、特殊な治具・工具を製作したり工作機械の癖を理解し制御することで図面上の製品に仕上げます。
以前、NC旋盤でφ40×2000のシャフト形状の部品を加工する際に振動により加工精度が得られないということがありました。
その際に当社にて移動型の振れ止め台を作り「面粗さRa1.6・振れ0.02・同軸度0.02」をクリアしました。
その他にも製缶品の直角度が0.005だったとします。
サイズにもよりますがマシニングセンタで加工しこの直角度を満たすのは困難です。
精度を満たされない可能性が大きいような場合にはあらかじめ基準面を研削→クランプ力の調整→マシニングセンタによる加工を行い直角度を満たします。
それでも駄目な場合には最終手段の職人さんの登場です。
一度テスト加工をした後、三次元測定器で測定し実測値を元に調整しながら幾何公差をクリアします。
当社では最終的には「人」の技能により問題を解決します。
私たちが作っている物は芸術品でなく工業製品です。
いかに高い技能を持って芸術品のような製品を作っても同じ物を同じ品質で作らなくては意味がありません。
当社の主力であるNC旋盤・マシニングセンタは最新の設備・技術を導入しており機械精度はもちろん、温度変化による寸法誤差8μ以内・インプロセス計測・刃物管理など様々な技術を利用し工作機械の機能・精度を最大限に発揮させ高精度の品質を安定して維持することが可能です。
穴の平行度、円筒度・真円度・寸法公差・面粗さなど、さまざまな要素が合わさった場合では複数の工程により加工をし精度を満たすことを得意としています。
ピストンを例に挙げてみますと、ピストンピン穴(平行度0.01 H交差 穴位置±0.01)、全長(±0.01)外径(円筒度・真円度0.005 面粗さRz0.8)の加工をNC旋盤→研削(平面研削)→マシニングセンタ→研削(センターレス)→バレル研磨の工程で行い精度を確保しました。