図面のサイズにもルールがあります。一応、規格では以下のように定義されています。
「原図には、対象の必要とする明りょうさ及び適切な大きさを保つ事ができる最小の用紙を用いるのがよい。」となっています。
要するに、極端に縮小して判り難く(見にくく)するなって事とA0の用紙にボルト1本など描いて紙を無駄使いするなよってことです。
図面に用いる用紙のサイズは以下の3シリーズになります。
A0サイズの図面を基準にして、A4サイズまでの大きさは下図のように数字が大きくなるに伴い前のサイズの半分になります。機械製図で用いる一番小さい図面のサイズはA4となります。
シャフトなどの長尺物など、やむを得ない場合には、図面を長手方向に延長しても良い事になっています(第2優先 特別延長サイズ)。ただしこの場合、A4サイズの図面のみ横手方向に延長する事になっています。
実際、現場では最大でA0~A4までのサイズがほとんどですね。極まれにA4×3の図面をみかけるときがあります。造船をしている所の旋盤なんて芯間で何十メートルもあるのでもっと大きな図面かもしれませんね。
当社の場合A0サイズの図面をコピーする場合はA1を2枚張り合わせて現場用に出図してますね。
因みに、コンビ二で印刷できるのは最大でA3までです。